育休中に副業はできる?給付金や税金のルールとキャリアにつながる始め方
2026.1.4(日)
「育休中に少しでも収入を得たい」「キャリアにブランクができるのが不安」
このように考えているビジネスパーソンは少なくありません。
育児休業は子育てに専念するための期間ですが、スキマ時間を活用して自身のスキルを活かすことは、今後のキャリアにとって大きなプラスとなるでしょう。
しかし、実際に始めるとなると「会社に知られないか」「給付金が減らされないか」といった不安もつきものです。
本記事では、育休中に副業をするためのルールや、本業の経験を活かせるおすすめの副業について解説します。
育休中の副業は可能?まず確認すべき2つのルール
結論からお伝えすると、育休中に副業をすること自体は法律で禁止されていません。ただし、無条件で認められるわけではなく、クリアすべきルールが存在します。
トラブルを避けるために、まずは以下の2点を確認しましょう。
育児休業の目的と法律上の考え方
育児休業は、原則として「労働者が子を養育するため」に取得するものです。そのため、育児がおろそかになるような過度な就労は制度の趣旨に反します。
しかし、厚生労働省の見解では、育児休業中に一時的・臨時的に就労することは認められています。
法律上、副業を一律に禁止する規定はないため、育児に支障がない範囲であれば、副業を行うこと自体に違法性はありません。
勤務先の就業規則の確認は必須
法律で禁止されていなくても、勤務先の就業規則で副業が禁止されている場合があります。
特に、本業と競合する業務や、情報漏洩のリスクがある業務は厳しく制限されることが一般的です。
無断で副業を始めると、懲戒処分の対象になるリスクもあります。
そのため育休中に副業を検討する際は、必ず就業規則を確認し、必要であれば人事担当者に相談や申請を行うことが重要です。
公務員の場合は育休中の副業は禁止
一般企業の会社員と異なり、公務員の場合は育休中に副業をすることが原則として禁止されています。この背景には、「国家公務員法」「地方公務員法」において、副業や兼業が厳しく制限されているためです。
上記の法律は、公務員の職務専念義務や信用保持、公平性を確保するための規定ですので、たとえ育休中に「時間があるから副業をしたい」としても、法律上は副業を始めることはできません。
ただし、公益性の高い活動や社会貢献につながるボランティア活動など、一部例外については所属期間の許可を得ることで可能になる場合があります。
したがってm育休中に副業を検討する場合は人事部に必ず相談し、法律や規則に反しない範囲で判断しましょう。
【重要】育児休業給付金を受け取るための副業の条件
育休中の大きな収入源である「育児休業給付金」。
副業をすることで、この給付金が減額されたり、支給停止になったりすることは避けたいところです。
給付金を満額受け取るためには、以下の条件を理解しておく必要があります。
支給停止になる就業日数・時間の上限
育児休業給付金を受給するためには、育休期間中の就業日数や時間に制限があります。
具体的には、1支給単位期間(原則1か月)あたりの就業日数が10日以下、または就業時間が80時間以下である必要があります。
この基準を超えて働くと、「育児休業をしていない(復職した)」とみなされ、その期間の給付金が全額支給停止となる可能性があります。
これは、他社でのアルバイトや業務委託など、副業の形態に関わらず適用される基準のため、稼働時間は厳密に管理しましょう。
給付金が減額される仕組みと副業収入の扱い
給付金の減額に関しては、副業の契約形態によって扱いが異なります。
他社に雇用される(アルバイトなど)場合、その賃金が育児休業給付金の減額の直接的な対象となることはありません。
ただし、就業日数が1ヶ月に10日(10日を超える場合は80時間)を超えると、給付金が支給停止される可能性があります。
一方、業務委託契約などで得る「事業所得」や「雑所得」は、雇用保険上の「賃金」には該当しないため、金額による減額の対象外となるのが一般的です。
しかし、前述の「就業時間(月80時間以下)」の制限は適用されるため、ハローワークへの申告は必要です。
副業の収入に関する税金と社会保険の基礎知識
副業で収入を得る場合、税金や社会保険の手続きも忘れてはいけません。
特に育休中は本業の給与がないため、通常とは異なる対応が必要になることがあります。
年間所得20万円を超えたら確定申告が必要
副業での年間所得(収入から経費を引いた額)が20万円を超える場合、所得税の確定申告が必要です。
本業で年末調整をしていれば、年間所得が20万円以下の場合、所得税の確定申告は原則不要です。
しかし、住民税の申告は別途必要になる場合があるため注意しましょう。
住民税の申告を怠ると、計算や控除の反映に影響が出たり、後日自治体から確認の連絡が入ったりする可能性があります。所得額に関わらず、税務処理は適切に行いましょう。
副業が社会保険料の免除に与える影響
育休中は、本業の社会保険料(健康保険・厚生年金)が免除されます。
この免除は、副業を行っていても原則として継続されます。
ただし、副業先で社会保険の加入要件(週20時間以上の勤務など)を満たしてしまうと、副業先で新たに社会保険に加入する必要が出てきます。
育休中の副業は月80時間以下に抑えることが基本のため、通常は加入要件を満たすことは少ないですが、念のため注意が必要です。
育休中に本業の経験を活かせる!おすすめの副業5選
育休中の副業は、単に収入を得るだけでなく、復職後のキャリアにつながるものを選ぶのがおすすめです。
在宅で取り組みやすく、ビジネススキルを活かせる職種を5つ紹介します。
Webライター
Webメディアの記事執筆や構成作成を行う仕事です。
PCがあれば場所を選ばずに作業でき、納期さえ守れば時間の融通が利きやすいため、育児のスキマ時間を活用するのに最適です。
未経験からでも始めやすく、自身の専門分野に関する記事であれば、より良い条件の募集も見つかりやすいでしょう。
論理的な文章力は、どのような職種でも役立つ汎用的なスキルです。

オウンドメディア運用支援
企業のWebメディア(オウンドメディア)の企画、編集、校閲などをサポートする業務で、マーケティングや広報の経験がある方には特におすすめです。
単なる記事作成だけでなく、メディアの方向性策定やライター管理など、ディレクション業務に関わることも可能です。
プロジェクト単位で関わることが多く、リモートワーク中心で進められる募集が増えています。
セールス(インサイドセールス)
見込み顧客に対して電話やメール、オンライン会議ツールを用いてアプローチを行う営業職です。
近年、完全在宅で稼働できるインサイドセールスの募集が急増しています。
「週○時間〜」といった柔軟な働き方が可能な募集もあり、短時間で集中して成果を出したい方に適しています。
営業経験を活かしつつ、最新のセールステックに触れる機会にもなります。

マーケティング
SNS運用代行、Web広告の運用、SEO対策など、Webマーケティング全般の支援を行います。
成果が数字で見えやすく、実績としてアピールしやすいのが特徴です。
特にSNS運用はスマートフォンで作業できる部分も多く、育児との相性が良いと言えます。
トレンドの変化が激しい領域なので、育休中も現場感覚を維持できる点は大きなメリットです。

カスタマーサクセス
既存顧客への導入支援や問い合わせ対応、活用促進を行う業務です。
チャットツールやメールでの対応が中心となる在宅向けの募集も多く存在します。
顧客の課題解決に寄り添う姿勢やコミュニケーション能力が重視されるため、営業や接客の経験が活かせます。
SaaS企業などを中心に需要が高まっており、将来的なキャリアビルディングの足がかりとしても有効です。

育休中の副業探しはYOUTRUSTがおすすめ
自分に合った副業を見つけるためには、信頼できるプラットフォーム選びが重要です。
そこでおすすめなのが、日本のキャリアSNS「YOUTRUST」です。一般的なプラットフォームとは異なり、つながりをベースにしたマッチングが特徴です。
YOUTRUSTとは? 信頼できるつながりからキャリアの可能性が広がるSNS
YOUTRUSTは、20代〜30代を中心に多くのビジネスパーソンが利用しているキャリアSNSです。
友人や知人、そのまた友人といった「つながり」を通じて、副業や転職のオファーが届きます。
信頼できる人からのスカウトが中心となるため、ミスマッチが起こりにくく、安心して業務に取り組めるのが大きなメリットです。
プロフィールを充実させて、興味のある募集と出会う準備を
YOUTRUSTで良い副業と出会うための第一歩は、プロフィールの充実です。
これまでの経歴やスキルを詳細に入力することはもちろん、今後チャレンジしたいことや興味のある領域についても記載しましょう。
特に「副業意欲」のステータスを適切に設定しておくことが重要です。また、友人からの「紹介コメント」は、あなたの信頼性を高める強力な武器になります。
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これは正式な応募ではなく、「まずはカジュアルに話をしてみたい」という意思表示です。
企業側もカジュアル面談を前提としていることが多いため、選考のプレッシャーを感じることなく、業務内容やカルチャーについて質問できます。
まずは気軽な接点作りから始めてみてください。











