Satoshi Izumi
合同会社テックアクセルベンチャーズ その他
株式会社リコー その他
自己紹介
株式会社リコーで研究開発、新規事業企画を経験し、現在合同会社テックアクセルベンチャーズでスタートアップへの投資業務をしています。
職歴・学歴
株式会社リコー
サプライ生産技術開発
担当
主力製品である粉砕トナーの色再現性やプリンターの耐久性に最も効果的な機能性材料(WAX・顔料)の分散技術として新規混練機を開発した。成果として、機能性材料(WAX・顔料)の分散制御によるトナー機能向上(色再現性:10%up、プリンター耐久性:15%up)を達成し生産区へ提案した。一部の生産ラインで採用された。
超臨界二酸化炭素の社内プロセス提案
テーマリーダー
トナー、感光体、現像剤といった製品の品質向上、コストダウンを目的に超臨界流体の適用可否を検討した。産業技術総合研究所と共同研究し、社内の複数部署に対して開発方針を提案し、技術開発を実施した。成果として、当時新しいトナーの製造方法として注目されていた化学的な手法で製造されるトナーの一工程であるWAX分散工程へ応用することで、既存工法では分散径の限界が0.5μm程度だったのに対し、0.1μmまで分散可能となり、問題となる1.0μm以上の粗大WAXを制御可能な技術を開発した。その後プリンター耐久性が20%向上することを確認し、製品開発区へ提案した。
超臨界二酸化炭素を利用した生体分解性樹脂の開発
チームリーダー
基礎研究で超臨界二酸化炭素を利用することで強度を向上させた生体分解性樹脂を高効率で合成できる結果が得られ、素材ビジネスへの新規参入を目的にプロジェクトが発足した。そのプロジェクトのマーケティング、仮説検証チームを担当した。成果として、超臨界二酸化炭素中での生体分解性樹脂の物性(粘度、反応速度など)を明らかにし、それらデータから生体分解性樹脂連続重合装置を設計・導入した。また、お客様へサンプル品を評価していただき明確になった課題を開発メンバーと検討・改善するサイクルを実施することで、当時の市販品以上の強度、耐久性などの品質を達成することに成功した。
遺伝子検査装置用の標準物質の開発
テーマリーダー
新規事業提案として、バイオプリンターを用いてPCRなどの遺伝子検査装置用標準物質を開発した。提案から仮説検証、マーケティング、知財戦略、技術戦略などを担当。成果として、リコーのバイオメディカル事業として2番目の製品にすることができた。様々な法令により規制される分野であるため、製造の仕組み(製造所の設計、記録、管理方法など)を構築した。仮説検証は、研究機関と共同で作製したサンプル品を遺伝子検査の受託企業に評価していただいたことで仕様を決定した。得られた結果を各種学会参加、展示会へ出展、国際標準化活動などで発表することで顧客候補を獲得できた。
新規事業企画
リーダー
リコーの新しい新規事業創出として、カーブアウトを視野に入れて事業化する組織が立ち上がり社内公募で異動した。ジメチルエーテル抽出技術の事業化、画像処理AIによるマーケティングデータ提供サービス、透明物外観検査の自動化サービスなどのテーマを担当し、アイディア検証、課題検証、ソリューション検証を中心に事業計画立案を担当した。成果として、ジメチルエーテル抽出技術は株式会社アルビオンへ技術譲渡した。
合同会社テックアクセルベンチャーズ
担当
その他
SMBC VC、オムロン、リコーが運営しているテックアクセルベンチャーズというVCでソーシング、投資検討、バリューアップ、ネットワーキング、アクセラレーションプログラム運営などキャピタリストとして業務している。成果として、光触媒を活用した空気清浄機などを製造しているカルテック株式会社への投資を担当した。現在も数社デューデリジェンスしており、今後も投資を進めていく。
スキル・経験
- プロジェクトマネジメント
- 事業開発